暗号資産を預けて増やすステーキングとは?

いつもCoinTradeをご利用いただきありがとうございます。

ステーキングの報酬が発生する仕組みについてご紹介いたします。

✔暗号資産を保有し、ブロックチェーンのネットワーク維持に貢献する
✔貢献の見返りとして報酬を得る方法
前回は、ステーキングとは「暗号資産取引(送金)の健全性を証明するための承認作業」とご紹介いたしました。
今回はどのように承認作業をおこない、報酬が発生しているのかについてご紹介いたします。

ステーキングで報酬がもらえる仕組み

ステーキングの仕組みを理解する前にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)という暗号資産の取引や送金などのトランザクションデータを正しくブロックチェーンに記録する仕組みについて理解する必要があります。

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは

ビットコインはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というマイニング方式を利用しています。

それに対して、PLTやIOST、DOTのような通貨はPoS(プルーフ・オブ・ステーク)という仕組みを利用し、ブロックチェーン上のトランザクションデータを記録しています。

違いはこのようになっています。

PoW(Proof of Work):作業(Work)を伴う承認作業を意味しています。ブロックチェーンとデータをつなぐのに適したパラメータの値を計算し、計算を成功させた人がトランザクションデータの承認者となりマイニング報酬として暗号資産が配布されます。

PoS(Proof of Stake):保有(Stake)によって取引を承認することを意味しています。暗号資産を保有している人にランダムにトランザクション承認の権利が付与され、承認者として選ばれた人が、ブロックチェーンにトランザクションデータを記録します。ランダムではありますが、暗号資産を多く、長く保有している人ほど承認の役割を割り当てられる確率が高まります。その結果、配布される暗号資産も増えます。

このようなデータの真正性を担保するルールのことを「コンセンサスアルゴリズム」といいます。

通貨によりコンセンサスアルゴリズムは異なりますので、暗号資産のウォレットから直接ステーキングをおこなう場合はしっかりと調べておく必要があります。

コイントレードを利用する場合は、ウォレット間の送金やデリゲーション作業などが不要で、自動でやってくれる仕組みが充実しているので初心者にもおすすめです。

ステーキングの仕組み

ステーキングはただで報酬がもらえている訳ではなく、通貨のブロックチェーン維持に協力することで報酬がもらえる仕組みです。
コイントレードアプリから自分の保有している暗号資産をブロックチェーンに預け入れると定期的に報酬が発生する仕組みです。

期間や預け入れる枚数はアプリから簡単に選択することが可能です。

しかし、ビットコインのようなPoW(プローフ・オブ・ワーク)を採用している通貨ではできません。

ステーキングができるのはPoSやDPoSといったコンセンサスアルゴリズムを採用している暗号資産だけです。

ビットコインのマイニングは参加ハードルが高いですが、ステーキングはスマホアプリ一つあれば参加が可能であり、金額についても比較的安いため参加ハードルは低いと言えるでしょう。

ステーキングのメリット

初心者でも始めやすい

ステーキングを始めるための費用はそこまで高くありません。

また、ビットコインのマイニングのように大きな機械はいらず、スマホさえあればすぐにでも始めることができます。

保有しているだけで報酬がもらえる

暗号資産を保有しブロックチェーンネットワークに預けているだけで定期的に報酬が得られます。

暗号資産を長期保有する方やトレードだけでなく現物の枚数を増やしたいという方にもおすすめの運用方法と言えるでしょう。

ずっと画面に張り付いて作業する必要がないので、仕事や家事で忙しくてもステーキングで運用することは難しくありません。

報酬の利率が高い

現在、銀行預金などは1%以下の利率で運用されています。
しかし、暗号資産のステーキングは1%~25%ほどの年率で運用が可能です。

年率は銘柄や運用枚数、運用期間により変動するので、自分にあったプランを検討してみましょう。

※報酬年率や最低申込金額は2023/1/16時点を参考に算出しております。
※年率は変動制です。お申込みの際は当社webサイトで最新の年率をご確認ください。

ステーキングのデメリットとリスク

ステーキング中は暗号資産で売買や送金ができない

ステーキング中はブロックチェーンネットワークで通貨がロックされるため、送金や売買ができない状態となってしまいます。

コイントレードのステーキングプランは以下のようになっています。

・30日プラン:約1ヶ月
・60日プラン:約2ヶ月
・90日プラン:約3ヶ月

このプランはブロックチェーンネットワークで運用する期間を表しています。 通貨により異なりますが、ステーキングには申込から開始までと運用終了から自身のウォレットに戻ってくるまでに多少期間がかかります。

IOSTだと以下のようになっており、30日プランだと全体で35日ほどロックされます。 通貨によりロック期間は異なるので、ステーキング終了からロック解除まで1ヶ月程度かかる通貨もあります。

暗号資産の価格が下落する可能性がある

ステーキングにはロックされる期間があるため、価格変動はリスクとなります。 ステーキング中に暗号資産の価格が下落すると売れないまま資産が減ってしまう可能性もあります。

反対に価格が上昇しているときに、売りたいと考えていてもステーキング中は売却することができないので機会損失になる恐れもあります。

ステーキングは保有通貨の枚数を増やすことができる半面、柔軟に動かせないことも理解して申し込む必要があります。

いかがでしたか。 ステーキングは比較的に始めるハードルも低く、高めの年率で運用できるので検討してみてはいかがでしょうか。

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