SUI(スイ)は、ステーキングに対応した次世代レイヤー1ブロックチェーンです。保有するSUIをサービスに預けるだけで報酬が受け取れますが、仕組みやリスクを理解してから始めることが重要です。この記事では、SUI固有のステーキングの仕組みから、暗号資産販売所CoinTradeでの具体的な始め方まで解説します。
執筆:CoinTradeコラム編集部
※本記事は2026年5月20日時点の情報であり、今後の法改正等により相違が生じることがあります。
SUI(スイ)とは?ステーキングできる理由
SUI(スイ)は、Meta(旧Facebook)の暗号資産プロジェクトに携わったエンジニアが設立したMysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーンです。2023年5月にメインネットが稼働し、高速処理・低コスト・並列トランザクション処理を特徴としています。
SUIがステーキングに対応している理由は、コンセンサスアルゴリズムにDPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているためです。DPoSでは、SUIを保有するユーザーが自分のトークンをバリデーター(取引承認者)に委任(デリゲート)することでネットワーク運営に参加し、その対価として報酬を受け取れます。
なお、ビットコイン(BTC)はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しているためステーキングには対応していません。SUIのようにPoS系のコンセンサスアルゴリズムを採用した銘柄だけがステーキング可能です。ステーキングの仕組み全般についてはこちらの解説ページもご参照ください。
SUIステーキングの仕組み(エポックと報酬)
SUIのステーキングには、エポックと呼ばれる独自の報酬サイクルがあります。エポックは約24時間ごとに区切られており、各エポックの終了時にネットワーク全体で報酬が計算・分配されます。
個人ユーザーがステーキングに参加する場合は、デリゲーターという立場でバリデーターに委任するのが一般的な方法です。バリデーター自身になるには3,000万SUIの預け入れが必要で、個人には現実的ではありません。委任するだけであれば最小単位から参加できます。
ただし、CoinTradeのようなステーキングサービスを申し込む場合は、サービス提供者がバリデーター委任の手続きを代行するため、ユーザーはウォレットの設定やバリデーターの選択を行う必要がありません。アプリ上で銘柄と数量を選ぶだけで完結します。
SUIのステーキング報酬は、Sui Networkのガス料金収入とトークン供給の一部(総供給量の10%)を原資として参加者に分配されます。報酬はエポック単位で計算されますが、取引所サービスを利用する場合は月1回程度まとめて受け取る形が一般的です。
SUIステーキングの利率・ロック期間の目安
CoinTrade StakeにおけるSUIの想定年率(APR)は2.9%です(2026年5月20日現在・変動あり)。ステーキングは期間を設定せずに開始でき、終了申請をするとロック期間(7日間)を経て資産が返還されます。報酬は月1回程度、手続き不要で口座残高に自動反映されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定年率(APR) | 2.9%(変動あり) |
| 最小申請数量 | 0.1 SUI |
| ロック期間 | 7日間 |
| 報酬受取 | 月1回程度・自動入金 |
| 終了・返還 | いつでも終了申請可。7日間のロック期間後に返還 |
| 手続き | アプリのみで完結 |
年率はSui Networkへの参加者数・ガス料金の収入量・市場状況によって常に変動します。申し込み前に必ずアプリ内の最新年率をご確認ください。ステーキングの利率や仕組みについてより詳しく知りたい方は、暗号資産の仕組みを分かりやすく解説したコラムもあわせてご覧ください。
SUIステーキングのリスクと注意点
SUIのステーキングを始める前に、以下のリスクをあらかじめ把握しておくことが重要です。
ステーキング中や終了申請後のロック期間中は売却・送金できない
ステーキングはいつでも終了申請できますが、ステーキング中と終了申請後7日間のロック期間中はSUIを売却・送金できません。急な資金需要に対応できないケースも想定されるため、生活費や短期で使う予定の資金は預けないようにしましょう。
価格変動で円建て資産が目減りする可能性がある
報酬としてSUIの枚数は増えますが、その間にSUIの価格が大幅に下落した場合、円換算の資産価値は減少します。年率2.9%の報酬を得ていても、価格が10%下落すれば実質的にはマイナスになります。
SUIは新興プロジェクトという点も考慮が必要
SUIは2023年5月にメインネットが稼働した比較的新しいブロックチェーンです。ETH・SOLなど歴史のある銘柄と比べ、市場での流動性や価格安定性は今後の動向に依存します。
Sui Networkの事情(バリデーターの状況やネットワーク障害など)によって、報酬が予定通り分配されない場合があります。また、終了申請後は7日間のロック期間が発生します。資金が必要な時期から逆算して終了申請を行いましょう。
CoinTrade Stakeを使ってSUIをステーキングするメリット
SUIのステーキング方法には、①CoinTrade Stakeなどのサービスを利用する、②自分でウォレットを用意してネイティブステーキングを行う、③DeFiプロトコルでリキッドステーキングを行う、の3つがあります。
初心者や安全性を重視する方には、暗号資産販売所CoinTradeが提供するCoinTrade Stakeを利用する方法が最も適しています。主なメリットは以下の通りです。
- ウォレット作成・バリデーター選択が不要でアプリのみで完結
- 金融庁登録済みの暗号資産交換業者が運営しており、法令に基づく利用者保護ルールが適用される
- スラッシング(バリデーターのペナルティ)リスクを直接負わなくてよい
- DeFiプロトコルのハッキングリスクや、LST(リキッドステーキングトークン)のデペグリスクがない
CoinTradeは金融庁に登録済みの暗号資産交換業者(関東財務局長00025号)であり、東証プライム市場上場企業グループが運営する暗号資産販売所です。CoinTrade Stakeはその中のステーキングサービスで、海外の無登録業者や個人ウォレット運用と比べ、信頼性・安全性の面で大きな違いがあります。
CoinTrade StakeでSUIをステーキングする方法
CoinTrade StakeでSUIのステーキングを始めるには、以下の4ステップで手続きできます。すべてアプリ内で完結し、特別な技術知識は不要です。
-
1
口座開設
CoinTradeの口座をオンラインで開設します。本人確認書類があれば最短当日に完了します。口座開設はこちら
-
2
SUIを購入または入金
アプリ内の販売所でSUIを購入するか、すでに保有しているSUIをCoinTradeウォレットへ送金します。最小申請数量は0.1 SUIです。
-
3
ステーキング申請
アプリのステーキング画面からSUIを選択し、数量を入力して申請します。申請翌々営業日の19時からステーキングが開始されます。
-
4
報酬の受け取り
報酬は月1回程度、手続き不要で口座残高に自動反映されます。受け取った報酬を元本に組み入れることで複利運用も可能です。最新のスケジュールはLINE公式アカウントでご確認ください。
なお、ステーキング報酬は雑所得として課税対象になります。給与所得者の場合、年間の雑所得が20万円を超えると確定申告が必要です。受取時の時価を記録しておくことが重要です。確定申告の手続きについては確定申告やり方ガイドもご参照ください。
暗号資産の売却や使用によって生じた利益は、原則として雑所得に区分されます。ステーキング報酬も同様の扱いとなり、総合課税の対象です。
出典: 国税庁「暗号資産に関する所得の計算方法等について」よくある質問
Qビットコインはスイのようにステーキングできますか?
ビットコイン(BTC)はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しているため、ステーキングには対応していません。一方、SUIはDPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているため、ステーキングが可能です。ステーキングできるのはPoS系のコンセンサスアルゴリズムを採用した銘柄です。
QCoinTrade StakeでSUIのステーキングを途中でやめることはできますか?
CoinTrade Stakeでは、ステーキングはいつでも終了申請できます。終了申請後は7日間のロック期間が発生し、その後SUIが口座に返還されます。急に資金が必要になった場合も、終了申請から7日間は売却・送金ができない点をあらかじめご確認ください。
Qステーキング報酬は確定申告が必要ですか?
ステーキング報酬は原則として雑所得に区分され、総合課税の対象となります。給与所得者の場合、年間の雑所得が20万円を超えると確定申告が必要です。報酬を受け取った際の時価を記録しておくことが重要です。詳しくは国税庁のFAQもご参照ください。
Qステーキング中にSUIの価格が下がったらどうなりますか?
ステーキング中は売却・送金ができないため、価格が下落した場合は終了申請後7日間のロック期間を経てから売却することになります。報酬としてSUIの枚数は増えますが、価格下落幅が大きければ円建ての資産価値は目減りする可能性があります。余裕資金での運用と長期目線での取り組みが重要です。
まとめ
- SUIはDPoSを採用しているためステーキングが可能。バリデーターへの委任という仕組みで、少額から参加できる。
- CoinTrade StakeのSUI想定年率は2.9%(変動あり)。期間設定なしで開始でき、終了申請後7日間のロック期間を経て資産が返還される。
- ロック中の売却不可・価格変動リスク・SUIが新興プロジェクトである点の3つのリスクを事前に把握することが重要。
- CoinTrade Stakeを利用すれば、ウォレット設定不要・金融庁登録済みの安心環境でアプリのみでステーキングできる。
- 報酬は雑所得として課税対象。年間20万円超の場合は確定申告が必要なため、受取時の時価を記録しておこう。
※1 2026年5月20日現在。年率は変動する場合があります。最新情報はCoinTrade Stakeのサービスページをご確認ください。