この記事はこんな方におすすめ!

  • BNBが暗号資産(仮想通貨)の中でどんな存在か知りたい方
  • BNBの仕組みや特徴を初心者向けに理解しておきたい方
  • BNBの将来性を判断する材料を整理したい方
  • 購入したあと保有しながら運用する方法も知りたい方

暗号資産(仮想通貨)のBNBは、世界最大級の暗号資産交換業者が発行し、時価総額でも上位に位置する銘柄です。名前を初めて知った方にも、ビットコインとの違いが気になる方にも、手がかりになるのは仕組みと実績の両方でしょう。この記事では、成り立ちと3つの特徴、価格推移、将来性を見る材料、購入後の運用方法を解説します。

執筆:CoinTradeコラム編集部

目次

    BNBとはどのような暗号資産か

    BNBは、暗号資産交換業者のバイナンスが2017年7月に発行したトークンです。トークンとは、すでにあるブロックチェーン(取引記録を保存する台帳)の上で発行される暗号資産を指します。 当初はイーサリアム上のトークンでしたが、2019年に独自のチェーンへ移りました。2022年には名称もバイナンスコインからBuild and Buildへ改まり、現在はBNBチェーンの基軸通貨です。

    使い道は大きく3つあり、バイナンスでの手数料の支払い、ネットワークの維持に預けるステーキング、BNBチェーン上のアプリの利用料です。送金が主な用途のビットコインに対し、BNBはサービスの中で使われる前提で設計されました。

    BNBならではの3つの特徴

    他の銘柄と区別される理由は、値動き以外の部分にあります。使い道、発行枚数の設計、処理性能の3点から整理しました。

    手数料の支払いと割引での利用

    最も基本的な使い道は、バイナンスでの手数料の支払いです。BNBで支払うと割引が適用される仕組みがあり、ポイントカードの優待に近い形で保有と利用が結びついています。

    値上がりへの期待だけでなく、使う場面が設計されている銘柄は多くありません。割引の条件は変わることがあるため、利用時点の公式な案内で確認しておきたい点でしょう。

    バーンによる発行枚数の削減

    BNBは、発行済みのコインを二度と使えないアドレスへ送って永久に減らす「バーン(焼却)」を続けています。四半期ごとにまとめて行うオートバーンと、取引手数料の一部をその都度減らすリアルタイムバーン(BEP-95)の2つが動いています。

    発行上限の2億枚から1億枚まで減らす方針が示され、2026年7月15日時点の総供給量は約1億3,300万枚まで縮小しました。価格の上昇が保証されるわけではないものの、需要が変わらなければ希少性は高まります。

    取引の速さを高めた設計

    BNBチェーンは、取引の処理を速くすることに力を入れてきたブロックチェーンです。イーサリアム向けのアプリをそのまま動かせるため、開発者が移りやすい環境が整っています。

    2026年1月14日のFermi(フェルミ)という更新では、ブロックの生成間隔が0.75秒から0.45秒へ短縮されました。取引がもう覆らないと確定するまでの時間も1秒台に収まり、少額の決済やゲームのような用途にも向いています。

    BNBの価格推移と変動の大きさ

    BNBの価格は、発行から現在までに水準を大きく変えてきました。市場全体が過熱した局面で一度切り上がり、2025年10月13日に過去最高値を付けています。

    2026年8月時点では500〜600ドル台で推移しており、最高値の半分以下の水準にあります(※1)。背景には市場全体の地合いに加え、バイナンスの事業やチェーンの利用状況が反映されやすい面もあるでしょう。

    時期 出来事 価格の目安
    2017年7月 ICOによる発行の開始 1ドル未満
    2021年5月 市場全体の過熱で水準が切り上が 約690ドル
    2025年10月 過去最高値を記録 約1,370ドル
    2026年8月 最高値の半分以下の水準 500〜600ドル台

    BNBの将来性で注目される動き

    手がかりになるのは、外部の資金が入る経路と、チェーンが実際に使われているかでしょう。2026年に入り、その両面で新しい動きが出てきました。

    米国での現物ETFの登場

    2026年5月28日、運用会社のヴァンエックが米国で初となるBNBの現物ETF(証券取引所に上場する投資信託)をナスダックに上場させました。購入されたBNBは、アンカレッジ・デジタル・バンクが預かります。

    証券口座から投資できる経路ができ、暗号資産を保管しにくい機関投資家も扱いやすくなるという指摘があります。ただし上場そのものが価格の上昇を約束するわけではありません。

    チェーン上の利用の広がり

    BNBの需要は、チェーンがどれだけ使われるかと結びついています。チェーン上では分散型金融(DeFi)と呼ばれる金融サービスやゲームが動いており、取引のたびに手数料としてBNBが使われます。

    一方でイーサリアムなど同種のチェーンとの競争は続いており、利用がどこまで広がるかは見通せません。いずれも将来の価格を保証するものではなく、投資判断はご自身の資産状況と許容できるリスクに応じて行うものです。

    BNBを持つ前に押さえたい点

    まず押さえておきたいのは、値動きの幅が大きい資産だという点です。最高値から大きく下げた局面があったように、短期間で評価額が大きく目減りすることも起こり得ます。当面使う予定のない余剰資金の範囲で始めるのが基本でしょう。

    BNBならではの注意点は、価値が特定の企業と結びついていることです。バイナンスの事業や規制対応の動向が評価に反映されやすく、発行主体を持たないビットコインとは異なります。2026年3月17日に米国のSEC(証券取引委員会)とCFTC(商品先物取引委員会)が公表した共同の解釈指針で、デジタルコモディティと名指しされた銘柄にもBNBは入っていません。

    利益が出た場合の税金も確認しておきたいでしょう。売却や他の暗号資産との交換で利益が確定し、現在は雑所得として総合課税の対象となるため、住民税を含めた負担は最大55%程度になる場合があります。2026年3月31日に成立した改正所得税法では、国内の登録業者を通じた取引について、2028年1月1日以後の譲渡から20.315%の申告分離課税へ移る方向が示されました。詳しくは暗号資産の分離課税と2028年施行の新税制をご覧ください。

    注意

    暗号資産を購入するときは、金融庁への暗号資産交換業者としての登録があるサービスかを確認できます。登録業者の一覧は金融庁のサイトで公開されています。

    BNBの買い方と保有後の選択肢

    国内でも金融庁の登録を受けた暗号資産交換業者が暗号資産(仮想通貨)のBNBを扱っており、日本円を入金して購入する流れは共通しています。購入後に何ができるかまで見ておくと、選ぶ基準がはっきりするでしょう。

    保有しながら報酬を受け取る方法

    BNBはステーキングに対応している銘柄です。ステーキングとは、保有する暗号資産をネットワークの維持に預け、対価として報酬を受け取る仕組みを指します。置いておくだけでなく、預けている間も報酬が積み上がる点が利点でしょう。

    預けている間も価格変動の影響は受けますし、解除の申し込みから一定期間は売却や送金ができない銘柄もあります。国内で対応しているサービスの一例がCoinTradeのステーキングです。

    CoinTradeでBNBを購入する流れ

    日本円での売買からステーキングまでを1つのアプリで完結できるのが、CoinTradeです。売買手数料は購入・売却ともに0円で、口座開設や維持の費用もかかりません。販売所方式のため、買値と売値の差であるスプレッドが実質的なコストになる点は押さえておきましょう。

    購入したBNBはそのまま預けて運用でき、時期を分散したい場合はCoinTradeの積立サービスで一定額を自動的に買い付けられます。口座開設からステーキング設定までの流れは次のとおりです。

    1. 1
      メールアドレスを登録する

      アカウントを作成します。パスワードは使い回さないものを設定します。

    2. 2
      本人確認の書類を提出する

      スマートフォンで本人確認書類のICチップを読み取り、提出します。その後は事業者側で確認が行われます。

    3. 3
      日本円で購入資金を入金する

      本人確認の完了後に入金できます。購入したい金額に合わせて用意します。

    4. 4
      購入または積立の設定を行う

      銘柄を選んで購入し、そのまま預けて運用できます。定期的に買い付ける場合は積立の金額を指定します。

    よくある質問

    QBNBとはどのような暗号資産(仮想通貨)ですか?

    暗号資産交換業者のバイナンスが2017年に発行し、BNBチェーンの基軸通貨として使われている銘柄です。手数料の支払いやステーキングなど、使う場面が用意されている点に特色があります。

    QBNBとビットコインは何が違いますか?

    ビットコインは発行主体を持たず、送金と価値の保存を主な用途としています。一方のBNBは特定の企業とネットワークでの利用が前提のため、事業や規制の動向が評価に反映されやすくなります。

    QBNBの発行枚数はなぜ減り続けているのですか?

    発行上限の2億枚から1億枚まで減らす方針のもと、四半期ごとのオートバーンと手数料の一部を減らすリアルタイムバーンが続いているためです。2026年7月時点の総供給量は約1億3,300万枚でした。

    QBNBの将来性はどのような点から判断できますか?

    2026年5月に米国で現物ETFが上場し、証券口座から投資できる経路ができたことが材料の1つです。もう1つはチェーンが実際に使われているかどうかで、競争の行方も評価に影響します。

    Q購入したBNBを保有しながら運用する方法はありますか?

    ステーキングに対応しているため、預けて報酬を受け取る運用ができます。ただし価格変動の影響は受け続け、解除後すぐに売却できない場合もあるため、余裕のある資金で利用するのが前提でしょう。

    まとめ

    • BNBはバイナンスが2017年に発行し、BNBチェーンの基軸通貨として使われる暗号資産
    • 手数料の支払いや割引、ステーキングなど、使う場面が設計されている点
    • 発行上限2億枚から1億枚を目標にバーンが続き、総供給量は約1億3,300万枚に縮小
    • 2025年10月に約1,370ドルの最高値、2026年8月時点は500〜600ドル台で推移
    • 米国での現物ETF上場とチェーンの利用の広がりが将来性を見る材料
    • 値動きの大きさ、発行元への依存、税金の扱いが注意点

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    金融庁登録済み(関東財務局長00025号) ・ 東証プライム市場上場企業グループが運営
    購入したBNBをそのまま預けて運用できる、ステーキング対応のサービスです。

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    ※1 価格・供給量は2026年8月14日時点の情報です。最新の水準は各暗号資産交換業者の提示価格をご確認ください。