この記事はこんな方におすすめ!

  • ADAが暗号資産(仮想通貨)の中でどんな存在か知りたい方
  • ADAとカルダノの関係や仕組みを理解したい方
  • ADAの将来性を判断する材料を整理したい方
  • 購入したあと保有しながら運用する方法も知りたい方

暗号資産(仮想通貨)のADA(カルダノ)は、名前だけでは何に使われるのか見えにくい銘柄です。手がかりになるのは、カルダノというブロックチェーンとの関係でしょう。この記事では、成り立ちと3つの特徴、価格推移、将来性を見る材料、購入後の運用方法を解説します。

執筆:CoinTradeコラム編集部

目次

    ADAとはどのような暗号資産か

    ADA(カルダノ)は、カルダノというブロックチェーンで使われる基軸の暗号資産です。ブロックチェーンとは、取引の記録を管理者に任せず、参加者どうしで同じ台帳を共有する仕組みです。日本ではエイダコインとも呼ばれ、名前は数学者エイダ・ラブレスにちなみました。

    構想したのは、イーサリアムの共同創設者の一人であるチャールズ・ホスキンソン氏です。2017年9月に公開され、自動で契約を実行するプログラム(スマートコントラクト)を動かす土台として設計されました。

    ADAの用途は、手数料の支払い、ネットワークの維持に預けるステーキング、運営方針を決める投票の3つです。発行上限は450億ADAで、ビットコインと同じく上限のある設計です。

    ADAを支える3つの技術的特徴

    ブロックチェーンでは、取引の記録を参加者が同じ帳簿として持ち合います。そのため「今回は誰が書き込むか」を毎回決める必要があり、決め方は暗号資産ごとに異なります。カルダノの個性は、記帳役の決め方、開発の進め方、運営の決め方に表れるでしょう。

    電力をほとんど使わない記帳の仕組み

    カルダノは、記帳役を決めるのに大量の電力を使わない方式を、公開当初から採用しています。ビットコインの場合、参加者が計算問題を解く競争をして、いち早く解いた人が書き込む権利を得ます。専用のコンピューターを大量に動かし続ける必要があり、その消費電力がネットワーク全体の電力使用量になりました。

    カルダノが採るのは、ADAを預けている量が多い人ほど記帳役に選ばれやすい、抽選に近い方式です。プルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれ、カルダノのものにはOuroboros(ウロボロス)という名前が付けられました。計算競争が起きないぶん電力の消費は少なく、開発を主導するインプット・アウトプット・グローバル(IOG)は、電力使用量がビットコインの0.01%程度にとどまるとしています。

    論文の検証を経てから実装する開発

    カルダノの開発では、先に設計を学術論文にまとめ、他の研究者の確認を経てから実装に移ります。この手続きは査読と呼ばれ、研究成果の公表前に専門家が確かめる流れです。

    不具合の起きにくさにつながる一方、スマートコントラクトが使えるようになったのは2021年9月と、機能が増えるまでには時間がかかりました。開発が遅いという指摘を受けてきたのも、この手順を優先したためでしょう。

    保有者の投票で運営方針を決める仕組み

    ルールの変更や開発資金の配分は、運営会社ではなく保有者による投票で決まります。学級会の多数決に近い形で全体の方向性が決まると考えるとイメージしやすいでしょう。

    投票に関わるのは、保有者から票を任された代理人(DRep)、記帳を担う運営者(SPO)、憲法委員会の3者です。2026年1月には改訂版のカルダノ憲法が承認され、24日から適用されました。

    ADAの価格推移と現在の水準

    ADA(カルダノ)の価格は、公開からの9年で大きく変わってきました。市場全体が過熱した2021年9月2日には、約3.09ドルの最高値を付けています。

    その後の上昇局面でも当時の水準には戻らず、2026年8月時点は0.1ドル台後半で推移しています(※1)。最高値からおよそ94%低い位置にあり、市場の地合いに加えて開発や制度面のニュースも意識されやすいでしょう。

    時期 出来事 価格の目安
    2017年9月 カルダノ公開 1ドル未満
    2021年9月 過去最高値を記録 約3.09ドル
    2022〜2025年 水準が低下 0.2〜1ドル台
    2026年8月 最高値から約94%低い水準 0.1ドル台後半

    ADAの将来性で注目される動き

    手がかりになるのは、外部の資金が入る経路とネットワークの改良でしょう。2026年に入り、その両面で節目となる動きがありました。

    米国での現物ETFをめぐる動き

    米国では、ADA(カルダノ)を直接保有する現物ETF(証券取引所に上場する投資信託)を上場できる条件が整いました。起点は、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が2026年2月9日に始めたADAの先物取引です。

    SEC(米証券取引委員会)の汎用上場基準では、規制された先物市場での6か月の実績が要件の1つです。この条件は2026年8月9日に満たされ、個別の審査を経ずに上場できる道が開かれました。

    一方、グレースケール・インベストメンツは同年8月7日に登録届出を取り下げており、2026年8月時点で米国に現物ETFはありません。条件が整うことと商品の実現は別で、上場しても価格の上昇が約束されるわけではありません。

    処理能力とプライバシー機能の拡張

    ネットワーク側では、処理量を引き上げるLeios(レイオス)という改良が進んでいます。試験用のMusashi Dojoが2026年6月23日に動き始め、本番環境への導入は2026年11月が目標とされました。

    プライバシー機能のMidnight(ミッドナイト)の展開も並行しており、計画のため時期がずれる可能性は否定できません。投資判断はご自身の資産状況と許容できるリスクに応じて行うものです。

    ADAを保有する前に押さえたい点

    まず押さえたいのは、値動きの幅が大きい資産だという点です。最高値から9割以上低い水準が続いており、当面使う予定のない余剰資金で始めるのが基本でしょう。

    ADA(カルダノ)ならではの注意点は、計画と実際の提供時期がずれやすいことです。査読を経てから実装する方針のため、ロードマップの時期はあくまで目標にすぎません。

    利益が出た場合の税金も確認しておきましょう。現在は雑所得として総合課税の対象で、住民税を含めた負担が最大55%程度になる場合があります。2026年度の税制改正では、2028年1月1日以後の取引から20.315%の申告分離課税へ移る方針が示されました。詳しくは暗号資産の分離課税と2028年施行の新税制をご覧ください。

    注意

    購入前に、そのサービスが金融庁に暗号資産交換業者として登録されているかを確認できます。一覧は金融庁のサイトで公開されています。

    ADAの買い方と保有後の選択肢

    国内でも金融庁の登録を受けた暗号資産交換業者が暗号資産(仮想通貨)のADA(カルダノ)を扱っており、日本円を入金して購入する流れは共通です。購入後に何ができるかを知ると、選ぶ基準もはっきりするでしょう。

    保有しながら報酬を受け取る方法

    ADAは、もともとステーキングを前提に設計されました。ステーキングとは、暗号資産をネットワークの維持に預け、対価として報酬を受け取る仕組みを指します。

    価格変動の影響は預けている間も受け続け、解除の申し込みから一定期間は売却できない場合があります。受け取った報酬が課税の対象になる点も見落とせません。国内で対応するサービスの一例がCoinTradeのステーキングです。

    CoinTradeでADAを購入する流れ

    日本円での売買からステーキングまでを1つのアプリで完結できるのが、CoinTradeです。売買手数料は購入・売却ともに0円で、口座開設や維持の費用もかかりません。販売所方式のため、買値と売値の差であるスプレッドが実質的なコストになる点は押さえておきましょう。

    購入したADAはそのまま預けて運用でき、時期を分散したい場合はCoinTradeの積立サービスで一定額を自動的に買い付けられます。設定までの流れは次のとおりです。

    1. 1
      メールアドレスを登録する

      受信できるアドレスでアカウントを作成します。

    2. 2
      本人確認の書類を提出する

      スマートフォンで本人確認書類のICチップを読み取り、提出します。提出後は事業者側で確認が行われます。

    3. 3
      日本円で購入資金を入金する

      本人確認の完了後に、購入したい金額を入金します。

    4. 4
      購入または積立の設定を行う

      ADAを選んで購入し、そのまま預けて運用できます。

    よくある質問

    QADAとはどのような暗号資産(仮想通貨)ですか?

    カルダノというブロックチェーンで使われる基軸の暗号資産で、エイダコインとも呼ばれます。手数料の支払い、ステーキング、運営方針を決める投票の3つの場面で使われます。

    QADAとカルダノは何が違うのですか?

    カルダノはブロックチェーンそのものの名称で、ADAはその上で使われる暗号資産の単位を指します。土台がカルダノ、その上で動くお金がADAという関係です。

    QADAはビットコインと比べてどのような点が異なりますか?

    記帳役の決め方が異なり、計算競争を行うビットコインに対してカルダノは預けた量に応じて選ばれるため、消費電力を抑えられます。契約プログラムを動かす土台である点も違いです。

    QADAの将来性はどのような点から判断できますか?

    米国での現物ETFをめぐる動きが材料の1つで、上場基準の要件は2026年8月9日に満たされました。もう1つはLeiosなどの改良が予定どおり進むかどうかで、いずれも価格を保証するものではありません。

    Q購入したADAを保有しながら運用する方法はありますか?

    ステーキングに対応しているため、預けて報酬を受け取る運用ができます。ただし価格変動の影響は受け続け、解除後すぐに売却できない場合もあるため、余裕のある資金で利用するのが前提でしょう。

    まとめ

    • ADAはカルダノというブロックチェーンで使われる基軸の暗号資産で、エイダコインとも呼ばれる
    • 記帳役を預けた量で決めるPoS「Ouroboros」により、電力使用量はビットコインの0.01%程度とされる
    • 学術論文の査読を経る開発が、堅実さと遅さの両面につながってきた点
    • 2021年9月に約3.09ドルの最高値、2026年8月時点は0.1ドル台後半で約94%低い水準
    • 将来性の材料は現物ETFの動きとLeiosの進捗、注意点は値動きと提供時期のずれ

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    金融庁登録済み(関東財務局長00025号) ・ 東証プライム市場上場企業グループが運営
    購入したADAをそのまま預けて運用できる、ステーキング対応のサービスです。

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    ※1 価格は2026年8月17日時点の情報です。最新の水準は各暗号資産交換業者の提示価格をご確認ください。